通信販売と実店舗販売はどちらがよいかといった質問もよく見かけられます。ですが、それらはそれぞれにメリットやデメリットがあり、どちらが決定的に優れているということはありません。通信販売は実店舗のように場所や棚などを用意することなくいつでも簡単にはじめることのできる便利な方法です。在庫を置いたり商品を梱包したりするスペースさえ確保できれば、誰でもその日にお店をはじめることができるのです。
実店舗による販売では、お店があるという信頼感が第一のメリットとなります。お客さんと直接顔を合わせて会話ができるので、欲しいものは何かを的確に判断して勧めることもできます。ですが、これから新しくお店を始めようという人にとっては、店舗を開設するための土地代や賃貸料など初期費用の高さがネックとなってしまいます。また、実店舗は一度初めてしまうとなかなか簡単に移設をすることができません。
通信販売の場合、売る商品と倉庫さえあればすぐにはじめる事ができます。ただし、反面実店舗と違って広告をしない限りはお店の存在には全く誰にも気づいてもらうことができません。広告も一度出せば永久に効果があり続けるわけではないので、定期的に必ず宣伝をしてゆく必要があります。
通信販売は手軽な分、信頼感が薄いという欠点もあります。通信販売を続けていくためのコツは、「広告を的確に売ってゆく」ことと「信頼感のあるお店づくりをする」という二点になります。